ミロク、高知県南国市の新工場完成
2025年2月3日
ミロクは1月31日、高知県南国市に建設を進めていた「ミロク日章工場」が引渡されたと発表した。
同社の中核である猟銃事業は、世界的な銃ブランドであるブローニンググループへのOEM供給を行っており、ビジネスパートナーとして50年以上に及ぶ良好かつ密接な関係を継続している。主力の米国市場は、景気による多少の変動はありながらも手堅い個人消費を背景に高水準の受注が続くと予想されている。
そうした状況から、同グループからは生産能力の拡大を要請されていることや、今後のBCP対策、さらに猟銃生産体制の効率化や安定化等への取組みとして、2022年8月に高知県南国市日章に約1万坪の土地を購入し、工場建設を進めていた。既存工場に加えて新工場の稼働により、中核である猟銃事業の成長を目指す。
総投資額は、工作機械等の投資を含めたことにより、公表していた約45億円から約58億円に変更している。
■ 新工場概要
名称:ミロク日章工場
所在地:高知県南国市日章あけぼの3番地1(南国日章産業団地2号区画)
総投資額:約58億円(土地、建物、設備等)
資金計画:自己資金と金融機関からの借入
敷地面積:32,405.24㎡
延床面積:13,649.63㎡
着工:2024年1月9日
引渡:2025年1月31日