SCREENホールディングス、彦根事業所の新棟が完成
2025年2月19日
SCREENホールディングスは14日、彦根事業所内に新棟「S3-6(エス・キューブ シックス)」を完成させ、操業を開始したと発表した。
新棟は、同社が進める水素関連のデバイス製造販売拠点として、東京ガスと共同開発するPEM形水電解用CCMの製造ラインに加え、ENEOSと共同開発するDirect MCH用CCM製造ラインを設置した。また、ディスプレー製造装置と成膜装置事業(FT)の実験・部品検査フロアや、半導体製造装置事業(SPE)の事務所機能も備えている。
■ 新棟概要
名称:「S3-6(エス・キューブシックス)」
所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1
総工費:約110億円
建築面積:約5,000㎡
延床面積:約17,000㎡
構造:鉄骨造地上3階建て
主な業務:水素関連事業の部材の製造、FT事業の実験・部品検査、SPE事務所機能など
操業開始:2025年2月