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スズキ、インド・カルコダ工場稼働

2025年2月28日

スズキは25日、インド四輪子会社のマルチ・スズキ・インディア社が、カルコダ工場で生産を開始したと発表した。

 同工場では、まずコンパクトSUV「ブレッツァ」を生産し、初年度の生産能力は25万台を予定している。現在、スズキはインド国内にグルガオン工場、マネサール工場、グジャラート工場の3拠点を持ち、生産能力は合計235万台。今回のカルコダ工場の稼働により、生産能力は260万台に拡大する。

 2024年のインドでの年間生産台数は初めて200万台を超えた。インドからの輸出台数も過去最高の326,236台(前年比121%)となり、累計輸出台数は300万台を突破している。

 スズキはインドの国内需要拡大と輸出拠点の強化を目的に、生産能力の増強を進める。グジャラート州ではグジャラート工場に加え、新工場の建設を計画しており、インドで年間400万台の生産体制を目指している。

■ 新工場概要

所在地:ハリヤナ州カルコダ
生産車種:ブレッツァ
年間生産能力:25万台(初年度)
生産開始:2025年2月25日

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