SAFFAIRE SKY ENERGY、国内初となる国産SAF大規模製造設備竣工
2025年3月12日
コスモ石油は17日、日揮ホールディングス、レボインターナショナルと合同で設立したSAFFAIRE SKY ENERGYが国内初となる廃食用油を原料とした国産SAF(持続可能な航空燃料)製造設備の竣工式を行ったと発表した。
同事業は、国内初となる国産SAFの量産案件で、3社がそれぞれの知見やノウハウを結集し進めてきた。完成した製造設備では、年間約3万キロリットルのSAFを生産し、航空会社へ供給する予定。原料調達から製造、品質管理、供給に至るまで、国内での一貫したサプライチェーンの構築が実現する。
製造設備は2024年12月に完工し、2025年4月頃からの供給開始を予定している。供給されるSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得済みで、航空業界の環境負荷軽減に貢献する。
■ 設備投資概要
所在地:大阪府堺市西区築港新町(コスモ石油 堺製油所内)
SAF生産能力:約3万キロリットル/年
完工:2024年12月
竣工式:2025年3月6日
供給開始予定:2025年4月頃