ヤマハ発動機、浜北工場の操業終了を延期
2025年3月18日
ヤマハ発動機は14日、2025年末の操業終了を予定していた浜北工場(静岡県浜松市)について、2031年までを目途に操業を延長すると発表した。
大型船外機の能力増強を図るため、同工場でのエンジン部品製造を継続する必要があると判断した。操業終了後には建物の解体などを行い、閉鎖する予定。
同社は2025~2027年の新中期経営計画で、大型プレミアム領域の船外機に注力し、生産能力増強やニューモデル導入により、大型モデルの販売比率を現在の27%から32%まで高める目標を掲げている。今回の操業終了時期の延期は、この目標達成に向けた取り組みの一環としている。
■ 概要
所在地:浜北工場(静岡県浜松市)
操業終了:2025年末→2031年まで