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メック、北九州市の新工場建設計画変更

2025年3月19日

メックは14日、新たな国内拠点「北九州工場(仮称)」の稼働開始時期を2026年12月に変更すると発表した。

 同社の製品技術は電子基板や部品の製造工程で使用され、特に半導体を搭載するパッケージ基板製造工程で高いシェアを持つ。半導体やデジタル産業の拡大を受け、事業拡大を見据えた生産能力確保のため、既存工場の増強と新工場建設の準備を進めていた。

 市場環境や技術動向を再精査した結果、より広範な製品需要に対応する必要があると判断し、設備計画を見直す。稼働開始時期を当初予定の2025年10月から2026年12月へ延期する。

■ 新工場概要

名称:メック(株)北九州工場(仮称)
所在地:福岡県北九州市若松区向洋町10番
総投資額:約47億円(土地取得費含む)
投資計画:自己資金と負債調達による充当(予定)
敷地面積:29,889㎡
生産能力:約30,000t/年(予定)
新規雇用:従業員数10~20名(予定)
着工予定:2024年8月
稼働開始予定:2026年12月

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