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Abalance、エチオピアで太陽光セル工場の第2フェーズ建設

2025年3月27日

Abalanceは25日、連結子会社TOYOがエチオピアで進めている太陽光セル工場の第2フェーズ建設を決定したと発表した。

 同社グループは、太陽光パネルとセルのグローバルな供給体制確立を目指しており、TOYO主導で米国テキサス州におけるパネル工場と、エチオピアにおけるセル工場の整備を進めている。2024年10月15日に公表された第1フェーズ(生産能力2GW、3月竣工予定)に続き、今回の第2フェーズではさらに2GWの生産能力を増強する。

 米国テキサス州の新パネル工場や欧州・アジア市場の顧客に対する安定的なセル供給体制を整え、同社グループの太陽光パネル製造事業における中長期的成長を見込む。

■ 太陽光セル工場第2フェーズ建設概要

会社名:TOYO SOLAR MANUFACTURING ONEMEMBER PLC
所在地:エチオピア連邦民主共和国シダマ州アワサ市
敷地面積:28,000㎡
投資金額:46.8百万USドル(約70億円)
調達方法:自己資金、銀行借入と直接金融等の調達方法を検討中
事業内容:太陽光セルの製造、販売
生産能力:2GW(第1フェーズの2GWを含め、合計4GW体制)
従業員数:約880名
着工予定:2025年4月
竣工予定:2025年7~9月(2026年3月期第2四半期)
※工場の土地・建屋はリース契約、投資金額の対象は製造設備・付帯設備。

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