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タケエイ、千葉県市原市の新工場着工

2025年3月28日

TREホールディングスは21日、子会社のタケエイが千葉県市原市で廃プラスチック高度選別・再商品化施設(仮称)の建設工事を開始したと発表した。

 施設は、2022年9月に公表した「TRE環境複合事業」構想における新規事業の一環として位置づけられており、プラスチック資源循環促進法の施行を背景に、自治体と連携して分別回収された廃プラスチックを原料とした再資源化製品の製造を目的としている。

 建設完了は2026年6月を予定しており、同年10月頃からの受入開始を計画している。将来的には、広域的な排出事業者や素材メーカーとの連携を強化し、資源循環型社会と脱炭素社会の実現を目指す。

■ 新工場概要

施設:廃プラスチック類の中間処理施設と再商品化施設
所在地:千葉県市原市八幡海岸通1―1の一部
敷地面積:17,381㎡(工場:15,213㎡、駐車場:2,168㎡)
受入品目:廃プラスチック類
取扱量:100t/日
操業時間:最長24時間(受入れは日中のみ)
主要設備:揺動式選別機、光学選別機、破砕機、圧縮梱包機、水比重差選別機、造粒機、排水処理設備
工期:2025年4月~2026年6月(予定)
受入開始:2026年10月(予定)

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