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プロロジス、千葉県印西市の新物流倉庫が竣工

2016年5月30日

 物流不動産の所有・運営・開発を行うプロロジス(東京都千代田区)は26日、マルチテナント型施設プロロジスパーク千葉ニュータウンの竣工式を行ったと発表した。

 開発地である千葉ニュータウンは、住宅街や商業施設がバランス良く立地し、働く世代が多いため労働力に恵まれている。通勤利便性も高く、庫内での流通加工業務の担い手を多数雇用するアパレル企業やEC企業にとって、雇用確保の観点からも最適な立地となる。

 5階には、アッカ・インターナショナルが入居する。同施設の入居企業は、アッカ・インターナショナルが提供するフルフィルメントサービスを受けることができる。サービスの一例として、"ささげ業務"と呼ばれる通販用商品の撮影・採寸・原稿作成や、在庫管理、カスタマーサポート、物流業務などを代行する。

 約20,000㎡のワンフロア全体をカバー可能なささげ業務スペースには、撮影ブースなどを設置し、衣料品のモデル撮影から、eコマースサイトへの掲載、出荷から返品対応まで、すべてを同施設の庫内で完結することも可能。

 また、LEDや国内初の車両誘導型照明(ランプウェイを含むすべての構内道路に設置)で節電を図る。今後、屋根に約2.2メガワットの大規模太陽光発電システムを導入する予定。

■ 新物流施設概要

名称:プロロジスパーク千葉ニュータウン
所在地:千葉県印西市泉野1
敷地面積:約55,100㎡
延床面積:約128,577㎡
構造:鉄骨造、地上5階建
着工:2015年1月
竣工:2016年5月

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