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指宿食品、鹿児島のねり節専用工場が竣工

2025年4月14日

極洋は11日、連結子会社の指宿食品が整備を進めてきた「ねり節工場」が竣工したと発表した。

 指宿食品は2015年の設立以来、指宿市山川港で水揚げされる冷凍カツオを中心にカツオタタキを製造している。その製造工程で冷凍カツオを切削する際に発生する削り粉などの端材は、外部会社に委託し、業務用のだし粉などとして活用されるねり節に加工している。

 今回、ねり節加工場を設立し、自社内で一貫した事業スキームを構築することにより、事業効率性を向上させるとともに、キョクヨーグループの水産資源の有効活用の取り組みを強化する。

■ 新工場概要

所在地:鹿児島県指宿市山川新栄町1番地100(指宿食品(株)敷地内)
初期設備投資額:2億円
生産品目:ねり節
生産数量計画:2025年度 200トン
工場面積:約620m²
従業員数:5名(新規雇用)
認証取得:EU HACCP(取得予定)
稼働開始:2025年4月中旬

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