梅丹本舗、紀の川工場を閉鎖
2025年4月15日
小林製薬は14日、連結子会社の梅丹本舗が、紀の川工場(和歌山県紀の川市)を閉鎖すると発表した。
小林製薬は2019年に梅丹本舗の株式を取得し、グループ企業として梅肉エキスを使用した製品の製造販売を行ってきた。その後、経営資源の最適化を図るため、紅麴原料の製造設備を紀の川工場に移設したが、紅麴関連製品の回収事案を受け、2024年8月に紅麹事業の撤退を発表していた。現在は紀の川工場の操業が停止され、梅丹本舗製品の販売も休止している。
事業の成長性や採算性、必要な投資について再検討した結果、事業継続の見通しが立たないとして製造販売の休止を継続し、専門工場である紀の川工場も閉鎖する。
■ 紀の川工場概要
所在地:和歌山県紀の川市(紀の川工場)
閉鎖予定:2025年6月30日