プロロジス、日立物流ファインネクスト専用物流施設を着工
2016年6月6日
物流不動産の所有・運営・開発を行うプロロジス(東京都千代田区)は1日、日立物流ファインネクストのための専用物流施設として、茨城県古河市において「プロロジスパーク古河2」の起工式を執り行ったと発表した。同施設は、プロロジスが日立物流グループのために開発するBTS型施設としては、6件目の案件となる。
同施設は日立物流ファインネクストとプロロジスの共同開発案件。敷地を効果的に活用する方法を協議した結果、同プロジェクトの開発用地としてプロロジスが所有していた土地の一部を、日立物流ファインネクストに譲渡。その土地に日立物流ファインネクスト社が危険物倉庫8棟を開発し、プロロジスは「プロロジスパーク古河2」を普通倉庫のBTS型施設として開発し、同社に賃貸することとなる。
開発地は、圏央道を利用して東日本広域をカバーできるため今後の物流適地として期待されるエリアであり、日立物流ファインネクストは、「プロロジスパーク古河2」を事業拡大のための戦略拠点として活用する予定。
プロロジスは、現在、約105,000㎡の敷地にBTS型施設の集積パークとして「プロロジスパーク古河」の開発を進めており、「プロロジスパーク古河2」は同パークにおける2棟目の施設となる。1棟目の「プロロジスパーク古河1」は16年10月に竣工予定であり、3棟目として計画中の「プロロジスパーク古河3」については現在入居企業を募集している。
■ 物流施設概要
名称:プロロジスパーク古河2
所在地:茨城県古河市北利根
敷地面積:約23,789㎡
延床面積:約21,844㎡
構造:地上2階建
着工:2016年6月
竣工予定:2017年4月末