横浜冷凍、北海道・芽室東工業団地のヨコレイ十勝ソーティングスポットが着工
2016年6月6日
横浜冷凍(神奈川県横浜市)は1日、北海道河西郡芽室町の芽室東工業団地に「ヨコレイ十勝ソーティングスポット(仮称)」を新設することとし、現地にて起工式を執り行ったと発表した。
今回新設する施設は、横浜冷凍のグループ企業であるダイヤモンド十勝に一括貸与し、同社で生産する十勝・網走地区特産の西洋わさび、キャベツ、スイートコーンなどの集荷・選別を行い、既存の物流センターと連携して高品質の状態で流通させる役割を担う。
ダイヤモンド十勝は14年4月に設立された横浜冷凍が出資する農業生産法人で、農業生産事業やコントラクター事業を行っている。芽室地域内に60件を超す契約農家を擁し、これらが連携して大規模な生産体制を築いている。
同地域には従前から横浜冷凍の十勝物流センター、十勝第二物流センターが稼働しており、16年8月には十勝第三物流センター(仮称)も竣工稼働する予定。これらの物流施設群は、日本有数の農産地帯である十勝地方で生産される農産物を対象に、集荷・選別・保管・配送等の一貫したコールドチェーン体制の確立を目的としている。
■ 施設概要
名称:ヨコレイ十勝ソーティングスポット(仮称)
所在地:北海道河西郡芽室町東芽室北二線(芽室東工業団地内)
土地面積:約10,204㎡
建物面積:加工場 約1,421㎡
:事務所 約218㎡
着工:2016年6月
完成予定:2016年9月