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デリカフーズ、大阪・茨木工場が稼働開始

2025年4月18日

デリカフーズホールディングスは16日、連結子会社のデリカフーズが大阪府茨木市に新設した大阪事業所 茨木工場の業務を開始すると発表した。

 新工場は、2024年4月に業務を開始した大阪FSセンターへの移管後の旧・茨木工場を、グループ初の玉ねぎ専用工場としてリニューアルしたもので、総投資額は約7億円、床面積は1,100㎡、年間売上高は約10億円を見込む。

 リニューアルにより、玉ねぎ専用の加工拠点とすることで原料調達の効率化や自動化・省人化を進めるとともに、一貫した生産ラインの構築によって品質向上と消費期限延長を実現する。また、西日本エリアの他工場から玉ねぎ加工業務を集約し、空いた設備を他製品製造に転用することでグループ全体の生産性向上を目指す。

 さらに、新工場は製造部門社員の教育施設としての機能も備え、冷蔵帯での全工程生産や、皮むき・検品作業の機械化による効率化、顔認証システムによるアクセス管理などを導入し、高い衛生管理と国産野菜の価値向上を図る。

■ 新工場概要

名称:デリカフーズ(株)大阪事業所 茨木工場
所在地:大阪府茨木市
投資額:約7億円
床面積:1,100㎡
売上高:約10億円/年
業務開始日:2025年4月17日

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