DMG森精機、奈良事業所がリニューアル稼働
2025年4月21日
DMG森精機は15日、奈良事業所の改装を完了し、稼働を開始したと発表した。
同社は工作機械の自動化需要に対応するため、奈良事業所の従来の工作機械組立エリアを改修し、自動化システム構築エリアを約20,000㎡に拡張。同事業所は業界で世界最大級のシステムソリューション工場となった。今回の改装により、同社グループのサキコーポレーション奈良事業所が同工場へ移転し、2025年2月から稼働している。さらに、近隣ではマグネスケールのレーザスケール工場が2026年に稼働する予定。
奈良事業所では多様な自動化システムの設計から組立、出荷前確認までを一貫して行い、顧客の工場に再構築することでリードタイム短縮を実現する。また、工場内には太陽光発電パネルを設置し、空調と照明の電力を再生可能エネルギーで賄う。
■ 設備投資概要
住所:奈良県大和郡山市井戸野町362番地
投資額:約90億円(建物・設備)
延床面積:約40,000m²(うち、自動化システム構築エリア約20,000m²)
社員数:約220人(システムソリューション工場、自動化開発部門)
建物:工場棟 / 1階建て(北工場、制御盤工場、南工場)
:事務所棟 / 6階建て(1-2階 応接室・打ち合わせ室、3-4階 オフィスフロア5-6階 セミナールーム、カフェ)
開所日:2025年4月