中本パックス、埼玉第一工場の隣接工場取得
2025年4月25日
中本パックスは24日、埼玉県鴻巣市の埼玉第一工場に隣接する土地と既設工場を取得したと発表した。
高機能フィルムクリーンコーティング事業の拡大を目的として土地と既設工場を取得する。取得した土地は埼玉第一工場の約2倍の面積を有し、既設建屋は手直しや改造を要するものの、生産現場や物流倉庫としての活用が可能。隣接地であることから既存工場と一体化した運用が可能となり、運用効率の向上を見込む。
また、同社は2次電池の電極材や電子部品材料向けの多種塗工方式に対応した自社製テストコーター機の発注をすでに完了しており、2025年度内に新工場に設置し稼働開始を予定している。顧客の要望に迅速に対応できる体制を整え、高機能フィルムコーティング事業の成長を加速させる。
■ 新工場概要
所在地:埼玉県鴻巣市赤城台212番地10
投資総額:軽微基準に該当するため不記載
資金計画:自己資金と借入金等により充当
敷地面積:9,570.98㎡
既設工場延床面積:6,938.4㎡
決議日:2024年11月13日
引渡し日:2025年4月24日
稼働予定日:2026年1月(2025年内にテストコーター機導入と試運転開始)