日新電機、ベトナムで第2工場増設
2016年6月7日
受電設備、変電設備などの電力機器を製造販売する日新電機(京都府京都市)は1日、グループ会社である日新電機ベトナム(以下:NEV)は、同社の中核事業である装置部品事業を強化するため第2工場を建設すると発表した。
第2工場は、16年4月より稼働を開始。ベトナムに設備投資することにより、グローバルに高まる品質向上、コストダウンのニーズに応え、装置部品事業をより強化していく。
日本だけでなく、海外メーカーからコストメリットと日本品質を求めて生産委託のニーズが高まっていることから、需要に対応し装置部品事業を成長させるため、海外生産拠点の一つであるNEVに新たに新工場を建設し生産能力の倍増を図る。
同社は16年4月よりスタートした新中長期計画「VISION2020」の達成に向け、装置部品事業を新たな事業の柱に成長させるため、今後も積極的な設備投資を行う。同社グループ装置部品事業の売上高を現状の約35億円から20年度に100億円への成長を目指すとしている。
■ 新工場概要
会社名:日新電機ベトナム有限会社(Nissin Electric Vietnam Co., Ltd.)
所在地:ベトナム・バックニン省、ティエンソン工業団地
投資額:約5.3億円
敷地面積:約7,727㎡(第二工場)
延床面積:約10,697㎡(第二工場)
操業開始:2016年4月11日