サトーホールディングス、インドネシアに新工場
2016年6月8日
サトーホールディングス(東京都目黒区)は3日、インドネシアで自動認識関連製品の製造販売を手掛ける現地法人のPT. SATO NAGATOMIは、商号をPT. SATO LABEL INDONESIAに変更し、販売事業を新設するPT. SATO LABEL SOLUTIONSへ継承すると発表した。
情物一致の媒体となるラベル事業を強化するため、PT. SATO LABEL SOLUTIONSの営業所とともにラベル製造工場をジャカルタ近郊に移転・新設し、5月に稼働を開始した。
新工場の敷地面積は9,366㎡で、バリアフリーに対応。プリンタ用ラベルを製造する設備を増強したほか、屋外より工場内部の気圧を上げて、埃・虫などの侵入を防ぐ陽圧設備も導入していることが特長。
これにより、ヘルスケア産業、食品や工業製品の製造業などの高い衛生管理水準にも対応できる高品質のラベルを提供することが可能となる。
今後、PT. SATO LABEL INDONESIAはラベルの製造事業、PT. SATO LABEL SOLUTIONSは販売事業にそれぞれ専業化し、成長が見込まれるインドネシアでビジネス強化を図る。
■ 新工場概要
会社名:PT. SATO LABEL INDONESIA(旧PT. SATO NAGATOMI)
所在地:インドネシア・ジャカルタ近郊 スラバヤ
敷地面積:9,366㎡
建屋面積:3,528㎡
事業内容:バーコードプリンタ用ラベルの製造
稼働開始:2016年5月