三菱電機、和歌山の岩出物流センターが稼働開始
2016年6月17日
三菱電機(東京都千代田区)は14日、和歌山県和歌山市の冷熱システム製作所が、外部倉庫を統合・集約し、「岩出物流センター」を6月15日に稼働開始すると発表した。
同施設は和歌山市の渡辺産業が新たに建設した同社専用倉庫となる。施設は延床面積が和歌山県内では最大規模の倉庫。また、京奈和自動車道・岩出根来インターチェンジから100mと至近で、関西主要地区だけでなく西日本・東日本各地へのアクセスに優れている。
冷熱システム製作所は、業務用空調機器・産業冷熱機器の事業拡大に伴う生産スペース確保のため、製品・資材の保管スペースを近隣の外部倉庫に順次移管した結果、10カ所の外部倉庫による分散保管となり、物流効率が低下していた。
今回、10カ所の外部倉庫を「岩出物流センター」に統合・集約することで、倉庫間の輸送削減や、資材の集中保管と生産ラインへのジャストインタイム供給、完成品の出荷機能付与による輸送効率改善等により、物流の合理化・効率化を図る。
■ 物流施設概要
所在地:和歌山県岩出市根来2274-9
賃借総額:約32億円(10年間) ※株式会社渡辺産業から賃借
延床面積:約29,106㎡
構造:鉄骨造、地上2階建
主な用途:物流倉庫
環境への配慮:太陽光発電システム(発電容量1.8MW)、倉庫内全棟LED照明装置、暑熱対策(屋根二重化)
稼働開始:2016年6月15日