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伊藤園、静岡相良工場内に抹茶工房

2016年6月17日

 伊藤園(東京都渋谷区)は14日、静岡県牧之原市の伊藤園静岡相良工場に「抹茶工房」を新設し、6月中旬より稼動すると発表した。

 和食のユネスコ無形文化遺産登録や訪日外国人の増加などを背景に、日本の食文化への関心が国内外で高まっている。抹茶は日本が世界に誇る伝統の食文化の一つであり、食べ物との相性やおいしさ、健康性などの評価を得ている。国内市場の抹茶入り製品(リーフやお菓子など)は、訪日外国人のおみやげとしても人気となっている。

 日本国内で生産される緑茶(荒茶)の2割以上を取り扱う同社は、お茶のリーディングカンパニーとして、てん茶粉砕工場「抹茶工房」を新設することで、さらなる需要増加に対応し、抹茶市場を盛り上げるとしている。

■ 施設概要

所在地:静岡県牧之原市女神21(静岡相良工場内)
建築面積:約773㎡
延床面積:約973㎡
稼働開始:2016年6月中旬

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