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日清製粉、カナダ工場に新ライン増設/34億円を投資

2015年8月28日

 製粉大手の日清製粉は28日、海外子会社のロジャーズ・フーズ(カナダ)のチリワック工場に、新ラインを増設して、生産能力を約80%増強すると発表した。

 今回の増設により、ロジャーズ社全体の能力は日産770トン(約50%能力増)となる。ロジャーズ社は現在カナダ第4位の製粉会社であり、2010年にも生産能力の増強を実施していたが、販売が好調の為、今後の生産能力の不足が見込まれていた。

 同社によると、新生産ライン増設により、同地域でのプレゼンスを高めていくとともに、成長戦略を加速させ北米全体の事業基盤拡大に取り組んでいくとしている。

 投資額は約34億円で、2017年秋頃の完工を予定する。

■ 工場増設概要

対象工場:チリワック工場
所在地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州チリワック市
投資額:約34億円
生産能力:日産250t(小麦ベース)
     (新生産ライン増設後 日産550t、約80%能力増)
     小麦サイロ収容力 約3,000t
     小麦粉サイロ収容力 約1,000t
完工予定:2017年秋頃

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