シーアールイー、ロジスクエア久喜が竣工
シーアールイー(東京都港区)は16日、埼玉県久喜市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア久喜」が15日に竣工したと発表した。
施設は竣工に先立ち入居率100%となっており、インテリア業界の大手専門商社であるサンゲツの物流拠点として稼働する予定。
開発地は東北自動車道「久喜」インターチェンジより約 2.6km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)白岡菖蒲インターチェンジより約2.8kmに位置し、久喜菖蒲工業団地内の工業専用地域であるため、周辺は倉庫・工場が多く24時間稼働が可能であり、物流業務に適した希少な立地条件を備えている。
施設の特徴として、大型車両が3階部分に直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階の東西両面及び3階の東面に備えることにより、効率的かつ迅速な入出庫オペレーションを実現。倉庫部分の基本スペックは、床荷重が1.5t/㎡、有効高さが1・2階で6.0m以上(2 階の一部 5.8m)及び3・4階で 5.5m以上、平均照度が300ルクス以上。
敷地内には別棟で60.50㎡の危険物貯蔵所を設け、倉庫本体と同一敷地内での一体的かつ効率的なオペレーションを実現した。
また、全館LED照明の採用、緑化駐車場の整備等を行い、環境や省エネルギーに配慮した施設としてCASBEE埼玉県のAランク認証、BELSの最高ランクである「★★★★★(5つ星)」評価を取得している。
■ 物流施設概要
施設名称:ロジスクエア久喜
所在地:埼玉県久喜市河原井町(久喜菖蒲工業団地内)
敷地面積:約20,201㎡
延ベ面積:約44,372㎡
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上4階建て
設計施工:東洋建設
着工: 2015年5月19日
竣工:2016年6月15日