三菱自動車工業、フィリピンの車両生産工場を増設
2016年6月21日
三菱自動車工業(東京都港区)は16日、約43億ペソ(約104億円)を投資し、既存の車両生産工場で新たに生産ラインを増設し、2017年初めより「ミラージュ」「ミラージュG4(アトラージュ)」の生産を開始すると発表した。
投資額約43億ペソ(約104億円)のうち、20億ペソ(約48億円)でプレス工場を新設する。
今回、フィリピンの生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下:MMPC)が、フィリピン政府の自動車産業育成政策 「CARS Program」への参加申請について、同政府の貿易産業省投資委員会より承認を受けたことによるもの。
今後、MMPCは6年間で20万台の生産を計画しており、生産稼動シフトを追加し現地生産能力を倍増する計画。
■ 増設概要
所在地:フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市
投資額:約43億ペソ(約104億円)
生産車種:ミラージュ、ミラージュG4(アトラージュ)
生産開始予定:2017年初め
◇ MMPC概要
設立:1963年2月
本社・工場所在地:フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市
資本金:1,640百万ペソ
主な事業内容:三菱自動車の生産および販売
株主:三菱自動車工業 51%、双日 49%
工場生産能力:5万台/年
工場敷地面積:約21.4ha
販売車種:【フィリピン生産】アドベンチャー、L300
:【タイ生産】ミラージュ、ミラージュG4(アトラージュ)、モンテロスポーツ(パジェロスポーツ)、L200/ストラーダ(トライトン)
:【日本生産】ランサーEX、ASX(RVR)、パジェロ