三菱地所、神戸市のロジクロス神戸三田が着工
2016年6月21日
三菱地所(東京都千代田区)は17日、神戸市北区に建設を計画していた、大手スーパーチェーンのさとう(京都府福知山市)専用のBTS型物流施設である「ロジクロス神戸三田」が着工したと発表した。
施設はさとうの新しい物流拠点として、プロセスセンター(鮮魚・精肉・惣菜加工センター)に倉庫を併設した建物を計画しており、冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応した施設となる予定。
共用部等には、LED照明を設置し、省エネを通じた環境への配慮を行うことで、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」で4つ星「きわめて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」として評価を受け、Plan認証を付与されている。
テナントのさとうは、1666年に創業し、今年創業350周年を迎え、京都府・兵庫県北部を中心に大型ショッピングセンター、食品スーパー、ホームセンター、レストランなどの多業態を展開している。
京都府福知山市に位置する既存の物流施設に加え、今回のロジクロス神戸三田を第2の拠点として商圏拡大を目指す。
■ 物流施設概要
所在地:兵庫県神戸市北区赤松台1-2-27
敷地面積:約20,000㎡
延床面積:約14,465㎡
構造:S造、地上2階建
設計監理監修:フクダ・アンド・パートナーズ
設計・施工:清水建設
用途:倉庫兼プロセスセンター
着工:2016年6月17日
竣工:2017年6月末