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京セラドキュメントソリューションズ、三重にプリンターの新工場

2016年6月21日

 京セラドキュメントソリューションズ(大阪市中央区)は20日、プリンターおよび複合機の販売台数の拡大によるトナーの需要増加に対応するため、三重県度会郡玉城町の玉城工場敷地内に第7工場を建設することを決定し、玉城町と立地協定締結の調印式を行ったと発表した。

 新工場の第7工場では、プリンターや複合機で使用されるトナーコンテナの樹脂成型からトナー充填、梱包までの製品化を一貫して行う。

 同社はこれまで海外工場で充填作業を行ってきたが、市場の拡大にともなう消耗品の需要拡大に対応するため、国内工場の稼働率を高める。

 また、人件費などに依存しない部品から梱包まで全自動の生産体制にすることにより、海外生産よりも徹底的なコストダウン・安いモノづくりを実現し、競争力のある国内生産を目指す。同工場では19年以降にカラートナー生産能力を現在の1.5倍以上に拡大する予定。

 製品の設計・開発・試作・生産機能を有している玉城工場は、中国やベトナムに保有する同社の海外工場に対して技術指導、技術支援などを行う役目を担うマザー工場として、より生産性の高い工場を目指す。

■ 新工場概要

名称:京セラドキュメントソリューションズ(株) 玉城工場 第7工場
所在地:三重県度会郡玉城町野篠字又兵衛704-19
投資総額:約13億円
建設面積:3,621㎡
構造:鉄骨1階建て 約51×71m
生産品目:プリンター、複合機のサプライ製品(トナー)の製造など
着工予定:2016年6月
操業開始予定:2017年3月

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