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味の素、インドネシア工場でSajikuの生産能力増強

2016年6月24日

 味の素(東京都中央区)は23日、子会社のインドネシア味の素社(P.T.Ajinomoto Indonesia)が、ジャワ島西部にある同社カラワン工場内にメニュー用調味料Sajiku(R)の生産工場を新設、既存のモジョケルト工場(ジャワ島東部)との合計で生産能力を約80%増強すると発表した。

 投資額は約3,077億インドネシアルピア(約25億円)。2016年6月着工、2017年12月稼働予定。需要拡大に対応し、二拠点で生産することにより、インドネシア全土への安定的・効率的な供給体制を確立する。

 Sajiku(R)は1999年に発売したメニュー用調味料シリーズで、現在、唐揚げ粉3品種、その他のメニュー用調味料11品種を販売。販売量は2012年度~2015年度、年平均23%増加しており、今後も、新規ユーザーの更なる拡大と既存ユーザーの使用量増により、継続的な販売数量増を見込んでいる。

 今回新設する生産工場では、唐揚げ粉やナシゴレン用などの主力品種を生産。自動化・機械化を一層推進し、生産性を向上させるとともに、従来からの徹底した品質管理に加え、トレーサビリティ機能の強化を図る。また、工場内には見学者通路の設置を予定する。

■ 設備投資概要

会社名:P.T.Ajinomoto Indonesia
所在地:インドネシア味の素社カラワン工場(ジャワ島西部カラワン工業団地内)
投資額:約3,077億インドネシアルピア(約25億円)※1インドネシアルピア=0.0081円(2016年5月末レート)
生産能力:現行能力(2工場計)の約80%増
着工:2016年6月
稼動開始予定:2017年12月

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