シーアールイー（東京都港区）は4日、埼玉県久喜市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」が1日に着工したと発表した。

　施設は、テナント企業が既に確定しており、当該企業の専用センターとして、鈴与建設による設計・施工のもと、17年2月下旬の竣工を目指す。

　開発地は、東北自動車道「久喜」インターチェンジより約4.8km、「加須」インターチェンジより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道 3 号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのインターチェンジからも10分以内でのアクセスが可能な好立地
。

　施設のマスタープランは、ワンフロアが約5,752㎡の2階建ての計画。場内出入口は入口専用、出口専用の計2ヵ所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故の防止に配慮する。

　倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は1.5ｔ/㎡、有効高さは1階・2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保し、保管効率の向上に寄与する計画。

　環境面では、入居テナント企業のBCP対応、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等によりCASBEE埼玉県のAランク認証及びBELS評価の取得を予定する。