プロロジス、プロロジスパーク市川3を開発
2016年7月7日
プロロジス(東京都千代田区)は6日、千葉県市川市の所有地で、マルチテナント型施設「プロロジスパーク市川3」の開発に着手すると発表した。
総面積の50%については、既に大手物流企業と賃貸借契約を締結済みで、8月末の着工を予定する。
開発地は、東京都心部から20km圏内、千葉県市川市の湾岸エリアに位置する。首都高速湾岸線「千鳥町IC」に至近(約5分)の好立地で、東京都心部へのアクセスに優れ、高速道路を利用した広域配送にも適している。
施設は、約26,500㎡の敷地に、延べ床面積約64,400㎡の4階建てマルチテナント型施設として開発される。各階に40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れることができるランプウェイを備え、各階約12,500㎡でのワンフロアオペレーションが可能。また、24時間365日の操業を想定し、常時有人警備を実施する。
入居企業の事業継続性にも配慮し、緊急地震速報システムや衛星電話の導入に加え、非常用電源の設置を予定。庫内を含め施設全体にLED照明を採用するとともに、屋上には1.1メガワットの太陽光発電を設置するなど環境負荷軽減にも取り組む。
また、館内には無線LANや有線放送(BGM)を導入したラウンジ、喫煙所などの設置を計画中で、入居企業への「働きやすい環境」の提供をめざす。
■ 物流施設概要
名称:プロロジスパーク市川3
所在地:千葉県市川市塩浜
敷地面積:約26,457㎡
延床面積:約64,385㎡
構造:鉄骨造、地上4階建
着工予定:2016年8月末
竣工予定:2017年12月