大塚商会、大阪市に西日本物流センター
2016年7月11日
大塚商会(東京都千代田区)は7日、16年8月に大阪市西淀川区中島に「西日本物流センター」を開設すると発表した。
同センターは、関西圏の顧客からの受注量拡大に対応するため、既設物流拠点と点在していた保管倉庫を集約拡充すると共に、パーツセンター・キッティングセンターを取り込み、サービス機能面も充実させ開設する。
これにより、オフィスサプライ通販事業「たのめーる」の関西圏における地域密着型サービス展開の拡充と、IT機器関連商材の西日本エリアのハブ機能を備え、顧客への円滑な商品供給品質の向上を目指す。
また、倉庫内の全照明に同社取り扱いのLED照明を約4,200個採用し大幅な省エネを実現する。年間で約45万kWh、CO2換算で約230トンの削減効果を見込む。
館内には、最新の商品搬送設備(全長3,600m)を導入、さらに高さ調節機能付き自動梱包機やシャトルラック(高能力荷揃え装置システム)の導入により省人化や出荷スピードの向上を実現。旧物流センター比で出荷能力は約2倍に向上する。
■ 物流施設概要
所在地:大阪府大阪市西淀川区中島2丁目13番33号
延床面積:約46,000㎡
階数:地上4階建て
特徴:耐震構造/全館LED照明/倉庫内空調完備
開設予定:2016年8月