パナソニック、新潟工場で施設用LED照明の生産能力増強
2016年7月19日
パナソニック(大阪府門真市)は14日、新潟工場で生産している施設用LED照明の生産能力を3割増強すると発表した。
オフィスなどのLED化が進む中、高い省エネ性、スタイリッシュなデザイン、購入しやすい価格を追求した「一体型LEDベースライト iDシリーズ」の売上が、12年の発売以来、毎年大幅に伸長。製造している新潟県燕市の新潟工場では今年度、11億円の設備投資を実施し、生産能力を3割増強する。
同時に、18年度にはインドネシアで販売店数を現在の1.9倍に引き上げ、品番数を現在の1.6倍に増加させることにより、インドネシア国内で売上高100億円を目指す。
さらに、タングステンの製造技術を応用し、新たな冶金事業を立ち上げる。タングステンの焼結や細線化を通して、半導体・回路基板などの検査針、高耐久なメッシュシート用の素材、耐切創性のある手袋などの素材、高強度のロープを展開し、18年度には100億円規模の販売を目指す。
■ 設備投資概要
所在地:新潟県燕市大川津字島畑1115番地(新潟工場)
投資額:約11億円
生産品目:一体型LEDベースライト iDシリーズ
生産能力:3割増強