大和ハウス工業、流山市のDPL流山Ⅰが着工
大和ハウス工業(大阪市北区)は21日、千葉県流山市において国内最大級の物流施設「DPL流山」(計3棟)を計画しているが、1棟目となる、マルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅰ」を着工したと発表した。
「DPL流山」は、国内最大級を誇る総敷地面積約182,000㎡、総延床面積約387,000㎡(「東京ドーム」約8.2個分の広さ)の大型物流施設。敷地内には、マルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅰ」、BTS型物流施設「DPL流山Ⅱ」、「DPL流山Ⅲ」の開発を予定している。
今回、1棟目として着工する「DPL流山Ⅰ」は、インターネット通販事業者や小売業者、アジアへの配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業様の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。
施設の開発主体は、「DPL流山」の開発用に構成された(株)流山共同開発。竣工は18年2月を予定しており、物流施設を検討している顧客と契約締結後、日本版不動産投資信託(J-REIT)に売却する予定。
■ 物流施設概要
名称:DPL流山Ⅰ
所在地:千葉県流山市大字西深井1514番1他
敷地面積:約66,580㎡(約20,139坪・約6.6ha)
延床面積:約144,005㎡(約43,561坪)
1フロアの面積:約30,700㎡(約9,300坪)
構造・規模:PC造一部S造 地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流センター
建築主:(株)流山共同開発
総合計画:大和ハウス工業(株)
設計:(株)フクダ・アンド・パートナーズ
施工:髙松・青木あすなろ特定建設工事共同企業体
着工:2016年7月21日
竣工予定:2018年2月
入居予定:2018年3月