センコー、韓国・釜山に新物流センター
2016年8月4日
センコー(大阪市北区)は1日、新潟運輸と韓国で自動車運送事業を展開する HWA SUNG EXPRESS社と合弁会社「NH-SENKO Logistics Co.,Ltd. (以下:NH-SENKO)」を設立し、韓国・釜山に物流センターを建設すると発表した。
新センターは、釜山新港隣接地の「熊東(ウンドン)物流団地」で、2017年10月に営業開始を予定する。同団地では、2014年3月からセンコーと現地企業の合弁会社である「KO-SENKO Logistics Co.,Ltd.」が運営する「KO-SENKO物流センター」が稼働している。
今回の新センター開設により、センコーは拠点機能をさらに充実し、東アジア地区での物流事業の強化、拡大を図る。
一方、新潟運輸は、韓国に近い日本海側の新潟地区を中心に顧客基盤があり、日本全国への配送網を持つ。そのメリットを活かし、新センターを経由する国内外の物流需要を取り込み、国際物流事業と国内輸送の拡大を図る。
今後は、冷凍・冷蔵、危険物保管エリアを備えた複合機能のセンターで、商品の保管・流通加工の他、コンテナ荷役、港湾業務など、釜山新港の立地とFTZのメリットを活かした低コストの物流サービスを提供する。
■ 物流施設概要
会社名:NH-SENKO Logistics Co.,Ltd.
所在地:韓国 釜山新港・熊東(ウンドン)地区
営業開始:2017年10月