旭硝子、モロッコに新工場
2016年8月4日
旭硝子(東京都千代田)は1日、グループ企業であるAGCオートモーティブ・ヨーロッパ社が、モロッコのガラスメーカー・INDUVER社と自動車用ガラスの合弁会社の設立について基本合意に至ったと発表した。
モロッコは近年欧州向け生産拠点として位置づけられていることなどを背景として、北アフリカで最も高い経済成長が続いており、すでに欧州自動車メーカーが同国への進出を決定または予定している。
また、欧州の自動車生産台数は毎年2千万台を超え、今後も2%前後の成長が続くものと見込まれていることから、新会社設立に至った。
2019年に商業生産を開始し、合せガラス、強化ガラスなど(生産能力:年間110万台相当)の高付加価値の製品・サービスを欧州、北アフリカの顧客に提供する計画。
■ 新工場概要
所在地:モロッコ国内
生産品目:合せガラス、強化ガラスなど
生産能力:年間110万台相当
商業生産開始:2019年