マンナン食品工業、鹿児島県大崎町に冷凍食品製造の新工場
2016年8月9日
食品製造販売、飲食店経営などを手掛けるマンナン食品工業(東京都台東区)は、鹿児島県曽於郡大崎町に新工場を建設する。7月26日に大崎町と立地協定を締結した。
同社は、2015年に設立され、ペースト状こんにゃくの結着技術を活用した冷凍食品を他社工場で委託製造し、販売を行ってきた。
今回、当該結着技術を活用した冷凍ロールキャベツの自社による製造を設立以来計画していたところであり、原材料のキャベツが、同町に支社を置く(有)太陽ファームから安定して確保できること、同社保有の貸し工場が活用できることなどから大崎町への工場新設を決定した。
また、製造予定のロールキャベツは、生産地の新鮮なキャベツを原材料として使用できることに加え、自社の結着技術により、製造の過程で問題となる型崩れが発生しないため、既存の商品より差別化された優れた特徴を持つものと期待されている。
■ 新工場概要
工場名:マンナン食品工業 大崎工場
所在地:鹿児島県曽於郡大崎町菱田2848番地1
投資額:約6,500万円
敷地面積:1,287.60㎡
建物面積:1,287.60㎡
新規雇用者数:23名(初年度)
事業内容:冷凍食品(ロールキャベツ)製造
生産計画:約4億5,000万円(初年度)
着工:2016年7月
操業予定:2016年8月