日本精工、桐原棟内の新工場が着工
2016年8月9日
日本精工(東京都品川区)は3日、8月2日に藤沢工場桐原棟の増築の起工式を開催したと発表した。
藤沢工場桐原棟は、風力発電向けをはじめとする環境に優しい製品の生産工場であり、生産活動においても環境に配慮した工場として、2016年4月に始まった神奈川県の企業立地支援事業「セレクト神奈川100」に認定されている。
同社は、神奈川県藤沢市内の神明地区と桐原地区で産業機械向けの高品質な軸受を生産している。今回、桐原の工場を増築し、最新の生産施設を導入するとともに、大形軸受の生産を拡充する。さらに、事業継続計画(BCP)の一環で神明地区から一部設備の移転を行うことにより、生産性向上と製品の安定供給を図る。
■ 新工場概要
所在地:神奈川県藤沢市桐原町12
投資額:約50億円
敷地面積:増築前:15,000㎡
:増築後:約30,000㎡
製造品目:風力発電機、鉄道車両、鉄鋼設備、建設機械、航空機、産業用ロボットなど向けの大形軸受
着工日:2016年8月2日
完成予定:2017年夏