三菱倉庫、インドネシアに新倉庫建設/16年10月の着工
2016年8月22日
三菱倉庫(東京都中央区)は17日、現地法人のインドネシア三菱倉庫会社が、ジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県に物流用地の使用権を取得し、配送センターを建設すると発表した。
インドネシア三菱倉庫会社は、 1993年からジャカルタ特別州の西側に位置するバンテン州所在のタンゲラン倉庫で保管を中心とする物流サービスを提供してきたが、成長著しいインドネシアにおける旺盛かつ多様な物流需要に対応するため、物流拠点の増強を図ることとした。
施設は、周辺工業団地の中で最もジャカルタ特別州に近いMM2100工業団地内にあり、高速道路ICにも近く、物流拠点に適した立地となっており、定温庫及び保冷庫を備え、食品等の温度管理物流にも対応した配送センター。
また、セントラルキッチンとしても利用可能な多用途フロアを設け、太陽光発電、LED照明、非常用発電機を備えた「災害に強いECO倉庫」となる。
今後は、物流需要の推移等に応じ、第2期棟の建設を検討するとしている。
■ 物流施設概要
所在地:西ジャワ州ブカシ県 MM2100工業団地内
(Kawasan Industri MM-2100 Block G, Cikarang Barat Bekasi 17520, Jawa Barat-Indonesia)
敷地面積:約169,800㎡
延床面積: 約18,000㎡(内 定温庫 約3,700㎡、保冷庫 1,700㎡、多用途フロア 1,000㎡)
着工予定:2016年10月
竣工予定:2017年7月