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松田産業、岐阜県関市に貴金属関連事業の新工場

2016年8月22日

 貴金属リサイクル事業などを手掛ける松田産業(東京都新宿区)は18日、貴金属関連事業の西日本地域における生産処理拠点の拡充を図るため、木村メタル産業(愛知県小牧市)より土地・建物を取得すると発表した。

 同社は、貴金属関連事業、食品関連事業を展開しており、貴金属関連事業においては半導体・電子部品メーカーの生産過程で発生する貴金属含有スクラップから金・銀・プラチナ・パラジウムなどを全国営業拠点を通じて資源リサイクルを行う。

 貴金属関連事業では、貨物の集約、前処理設備の拡充などによる効率化、BCPを踏まえた西日本地域での生産拠点新設を計画し、現在の埼玉県入間市とあわせて国内生産拠点の二拠点化構想を検討していた。

 今回、生産二拠点化構想に適した立地に不動産等の譲渡物件があり、譲渡条件等の交渉の結果、資産譲渡契約の締結について決議した。資産の取得により、国内拠点強化・充実を図り、効率の改善や大規模災害リスクの低減化を進めていく。

■ 取得資産概要

所在地:岐阜県関市のぞみヶ丘10番地、他
取得価格:約7億円
内訳:土地・建物等
取得先:木村メタル産業(株)

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