岡野バルブ製造、福岡・行橋工場を増設/生産機能の集約
2016年8月26日
大型プラント向けバルブの製造販売を行う岡野バルブ製造(福岡県北九州市)は23日、行橋工場に新工場を建設し、生産拠点の集約を行うと発表した。
同社はバルブ製造事業の生産拠点を門司工場・行橋工場の2拠点に分散しており、近年は建物・生産設備の老朽化も進んでいることから、生産効率、生産能力上の改善余地、課題を抱えていた。
また、東日本大震災後推進していた、国内バルブメンテナンス需要の低迷に伴うバルブ製造事業の強化は堅調に推移しているが、市場は短納期対応能力、生産能力、コスト競争力強化を求めていることから、新設を決定した。
新工場は、現行橋工場の敷地内に増設し最新の機械設備を導入する。門司工場の生産機能を行橋工場に移転する。現在、工場建設・付帯工事に関しては、建設業者等による競争見積もりにて選定を行っている。
■ 新工場概要
所在地:福岡県行橋市西泉4-4-1(行橋工場内)
投資額:約30億円(建物、機械設備等)
資金計画:自己資金および借入金により充当
着工予定:2017年1月
竣工予定:2017年8月