トヨタ自動車、ロシア工場でRAV4の生産開始
2016年8月29日
トヨタ自動車(愛知県豊田市)は22日、ロシアの生産拠点であるロシアトヨタ有限会社 サンクトペテルブルク工場で、「RAV4」の生産を開始したと発表した。
RAV4の生産開始に伴う追加投資額は約148億円(97億ルーブル)、新規雇用は約800名となる予定。
同工場では、2007年よりカムリを生産しており、RAV4は2車種目となる。生産能力は、年間5万台程度から10万台程度に増加する。同工場製のRAV4は、カムリ同様、ロシア国内向けのほか、カザフスタンとベラルーシに輸出される。
RAV4は、2002年にロシアで導入して以来、市場にて高い評価を獲得、コンパクトSUVセグメントを牽引する車種であるとともに、現在、トヨタのロシアにおける全てのラインナップの中で、最も販売台数が多い車種となっている。2013年に、好調な販売実績を受け、同工場でのRAV4生産を決定した。
■ 設備投資概要
会社名:Branch of Limited Liability Company "TOYOTA MOTOR" in Saint-Petersburg
所在地:ロシア・サンクトペテルブルク市 シュシャリ ソフィスカヤ通り 115(サンクトペテルブルク工場)
投資額:約148億円(97億ルーブル)
新規雇用予定:約800名
生産品目:RAV4
生産開始:2016年8月22日