日本通運、メキシコの新物流施設が稼働開始
日本通運(東京都港区)は24日、メキシコ現地法人のメキシコ日本通運が、アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス市に同州内2拠点目となる「アグアスカリエンテス・ロジスティクスセンター」を開設、9月5日より営業を開始すると発表した。
アグアスカリエンテス州はメキシコ中央高原に位置し、日系完成車メーカーをはじめ、多数の自動車関連企業が進出している。近年は単純な輸送ではなく、高度なロジスティクスへの需要が高まっている。
施設は、国際空港から10kmの「FINSA工業団地」に位置し、VMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)、JIT(ジャスト・イン・タイム)納品、納入代行などの機能を有した製品供給拠点のほか、メキシコ国内外の同社ネットワークを生かしたクロスドックセンター、流通加工拠点など、物流のあらゆるニーズに高品質・高機能なサービスで対応することが可能となる。
今回の開設により、グアナファト、サンルイスポトシに続き、3拠点目のロジスティクスセンターを加え、メキシコでのロジスティクス機能を強化するとともに高品質な物流サービスを提供する。
■ 物流施設概要
会社名:Nippon Express de Mexico S.A. de C.V.
名称:メキシコ日本通運(株) アグアスカリエンテス・ロジスティクスセンター(Nippon Express de Mexico S.A. de C.V. Aguascalientes Logistics Center)
所在地:Carretera Panamericana Sur km 114+354,Interior 38,Parque Industrial Finsa Aguascalientes,Aguascalientes,AGS.C.P.20393
面積:3,780㎡(倉庫部分)
:200㎡(内事務所部分)
主要設備:トラックローディングドック2基
:倉庫内監視カメラ等セキュリティ完備
営業開始:2016年9月5日