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マツダ、タイでエンジン機械加工工場を新設/221億円を投資

2016年9月5日

 マツダ(広島県安芸郡)は8月30日、タイ王国チョンブリ県のパワートレイン生産拠点であるMazda Powertrain Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(以下:MPMT)のエンジン組立工場の年間生産能力を2018年6月までに10万基に増強するとともに、同規模のエンジン機械加工工場を新設すると発表した。

 2015年10月に本格稼働したMPMTのエンジン組立工場は、年間生産能力3万基で、「SKYACTIV-D 1.5」「SKYACTIV-G 1.3」の組み立てを行っている。また、同工場で生産されたエンジンは、タイの車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」に出荷され、「Mazda2(日本名:マツダ デミオ)」に搭載されている。

 今回、新たに221億円を投じて、エンジン組立工場の年間生産能力を10万基に増強するとともに、同規模のエンジン機械加工工場を新設することで、タイにおける車両、エンジン、トランスミッションの一貫した現地生産体制のさらなる拡充を図る。生産機種に「SKYACTIV-G 2.0」を追加し、ASEAN域内に車両生産拠点があるマレーシア、ベトナムへの輸出を開始する予定。

■ 設備投資概要

会社名:Mazda Powertrain Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.
所在地:タイ王国チョンブリ県
投資額:221億円
生産品目:自動車用エンジン
生産能力:10万基/年(増強前 3万基/年)

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