アムノス、富山県朝日町にハイパードライ羊膜の新工場
2016年9月5日
富山大学発ベンチャー企業で医療機器の製造販売を行うアムノス(富山県朝日町)は、富山県朝日町にハイパードライ羊膜の新工場を建設する。
同社は、2014年1月に富山大学発ベンチャー企業として設立され、「ヒト胎盤由来羊膜再利用による乾燥羊膜」の研究成果を基に、ハイパードライ羊膜としての製品化を進めている。
ヒトの胎児を包む羊膜は、角膜や脳硬膜などの欠損部を覆うことで、組織を修復させ、再生医療への利用が期待させれている。
今後、米国における販売を2018年を目途に開始する一方で、高度管理医療機器(クラスⅣ)という、最も製品化のハードルが高い分類とされる日本においても、数年後の上市を目指し、開発を進めていく。
■ 新工場概要
所在地:富山県朝日町草野287番1
建築面積:492.87㎡
構造:2階建て
着工:2016年9月
完成予定:2017年4月