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EIZO、本社敷地内にMIL規格対応の試験評価棟を建設

2016年9月6日

 ディスプレイ関連装置の製造を行うEIZO(石川県白山市)は1日、MIL規格(米国国防総省が調達する物資の規格/評価ガイドラインで、極端な温度や湿度、振動、衝撃が加わる環境下でも安定して使用できるような試験条件)に対応する試験評価棟を本社敷地内に建設を決定し、着工したと発表した。

 同社は、2015年度に発表した第五次中期経営計画において、重点施策の1つとして掲げている特定市場向けモニタービジネスの拡大に向けて、MIL規格に対応した映像表示システムの開発・生産を推進していた。

 今回、新試験評価棟にMIL規格の要求に対応した試験設備を導入し、規格の対応に向けた基礎技術の確立と開発・生産環境の構築を進めていく。

■ 設備投資概要

所在地:石川県白山市下柏野町153番地
投資額:約8億円(建屋及び試験設備)
延床面積:667㎡
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
主な用途:試験評価設備、生産ライン(試験、評価工程)
主な製品:特定市場向け映像表示システム
主な設備:振動試験機、減圧試験機、塵埃試験機他
着工:2016年9月1日
完成予定:2017年3月
稼働開始予定: 2017年4月

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