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住友理工、メキシコに新工場/自動車用防振ゴムを生産

2015年9月15日

 自動車用防振ゴム大手の住友理工(本社:愛知県小牧市)は15日、メキシコに新工場を建設すると発表した。

 近年、日系自動車メーカーや、世界の主要自動車メーカーが相次いで進出するメキシコは、旺盛な需要を背景に自動車産業の急速な成長と発展が見込まれ、同社グループにおいても、同国での拡販は北米事業における重要戦略と位置付けている。

 自動車用防振ゴムを製造している現地子会社は、拡大が続くメキシコ市場でのさらなる需要増に対応するため、新工場を建設する。

 新工場は、既存の第1工場に近く、多くの自動車メーカーが集積する地域にアクセスの良いケレタロ州内に建設し、将来的に工場の拡張も可能。同社グループは、新工場を建設することで、生産能力の拡充と、工程の内製化による価格競争力の強化を図るとともに、北中南米を含む米州全域の自動車市場を視野に、高い品質の製品を効率的に製造・供給できる体制を構築していくという。

■ 新工場概要

会社名:TRI Anvis México, S.A.P.I. de C.V.
所在地:メキシコ合衆国 ケレタロ州 エルマルケス市内
投資額:21百万USドル(約25億円)
敷地面積:約80,000㎡
建物面積:約8,000㎡
売上高(2018年度見込み):50百万USドル(約60億円)
生産能力:60百万USドル(約72億円)
生産品目:自動車用防振ゴム
操業開始予定:2017年2月

※1USドル 120円換算

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