しまうまプリントシステム、日置市の本社隣接地に工場を増設/17年4月の着工
2016年9月7日
オンライン写真プリントサービス・年賀状の製造などを行う、しまうまプリントシステム(鹿児島県日置市)は日置市の本社隣接地に工場を増設する。8月29日に日置市と立地協定を締結した。
同社は、ダブルヴィジョン(株)【東京都】のプリント事業を特化するため、2010年に分社。デジタル写真のプリントを全てウェブ上で行い、注文から発送に至るまで独自の関連ソフトウェアを開発し、プリントサービスやフォトブックの製造など国内全域を対象に事業を展開している。
ウェブによる注文の手軽さや納品の早さなどの魅力がリピーターを中心に口コミで広がり、会員数は設立当初の16万人から現在では250万人に上り、国内では業界トップクラスのシェアを維持。2012年、2015年には工場や設備を増設し、順調に業績を拡大している。
今回の工場増設は、会員や取引先からのフォトブックの需要に対応するために計画されたものであり、熊本事業所の生産ラインを移設するなど、新たな生産体制を構築することにより、事業規模の拡大を図る。
■ 新工場概要
工場名:しまうまプリントシステム(株) 第4ラボ
所在地:鹿児島県日置市伊集院町清藤2110番地40
投資額:約3億円
用地面積:4,975.76㎡
建物面積:1,654.91㎡
事業内容:フォトブックの製造(印刷、製本、梱包等)
新規雇用予定:15名
売上予定額:年額約53億円
着工予定:2017年4月
操業予定:2017年9月