三菱電機、インドのエレベーター新工場が稼働開始/年5000台を製造
2016年9月14日
三菱電機(東京都千代田区)は13日、インドのMitsubishi Elevator India Private Limited(三菱エレベーター・インド社)の新工場を9月15日に稼働させ、エレベーターの現地生産を開始すると発表した。
新工場は、インドの中低層建物向けエレベーター「NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)」を中心に現地生産化し、価格・納期面で製品競争力を強化する。また、販売・製造・工事・保守の一気通貫体制により、市場ニーズに即した製品・サービスを提供する。
さらに、試験塔で現地調達部品の検証・評価を実施し、フィールド研修センターで工事・保守の人材育成を強化することにより、製品やサービスの安全性・品質を高め、ブランド力を向上させる。
同社は、世界2番目の昇降機新設市場のインドで製品競争力を強化し、2020年度にはインドでの販売台数5,000台を目指すとしている。
■ 新工場概要
所在地:インド共和国 カルナタカ州 ベンガルール(バンガロール)
投資額:1,833百万インドルピー(約34.5億円)
敷地面積:89,000㎡
総建築面積:25,400㎡
用途:エレベーター機器の製造
生産能力:年間5,000台
人員:約100名(2016年9月時点)
付属施設:エレベーター試験塔(高さ約41m)、フィールド研修センター
稼働開始:2016年9月15日