日本電気硝子、中国にパネルディスプレイ用板ガラスの新工場
2016年9月16日
日本電気硝子(滋賀県大津市)は14日、東旭光電科技グループとの間で薄型パネルディスプレイ(FPD)用板ガラスを製造する新会社を設立し、工場を建設すると発表した。
現在、中国福建省で工場建設を進めている中国最大級のFPDメーカーである京東方科技集団(BOE)の福州工場向けにFPD用板ガラスの加工・供給を目的に新設する。
製品は、全て日本電気硝子グループで生産された原板(適正サイズにカットする前のマザーガラス)を使用し、顧客の要望する仕様・サイズに加工される。
設立する新会社は東旭光電科技グループ2社との合弁により投資リスクを分散しつつ、中国市場の拡大に対応する。
■ 新会社概要
会社名:福州旭福光電科技有限公司
所在地:中国・福建省福清市
出資比率:日本電気硝子 40% 東旭光電科技 10% 福州東旭光電科技 50%
総投資額:約7億人民元(約105億円)
事業内容:G8.5級FPDガラスの加工販売
生産開始予定:2017年6月頃