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日本精工、20億円でメキシコに新工場/17年7月の操業開始

2016年9月21日

 日本精工(東京都品川区)は20日、持分法適用会社であるNSKワーナー(静岡県袋井市 以下:NWC)が、メキシコでの工場新設を決定したと発表した。

 NWCは、日本、中国、インドネシアの3箇所に生産工場、及び米国に販売子会社を展開し、自動車用自動変速機の滑らかで高効率な変速を支える製品をグローバルに供給している。

 北米で自動車市場が拡大するなか、自動車用自動変速機の需要も高まっている。加えて、自動車の低燃費化のため、自動変速機の技術が進化しており、自動変速機の効率向上に貢献するNWC製品の需要が増加している。

 今後のさらなる需要拡大への対応、現地生産化によるコスト競争力の追求と納期短縮のため、メキシコでの工場新設を決定した。

■ 新工場概要

工場名:NSK-Warner Mexico S.A. de C.V. NSKワーナー・メキシコ社
所在地:メキシコ合衆国グアナファト州シラオ市
投資額:約20億円
敷地面積:約50,000㎡
建築面積:約10,000㎡
生産品目:自動車用自動変速機向け製品(クラッチアッセンブリー)
従業員数:2019年に約120名(操業開始時は約30名)
操業開始予定:2017年7月

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